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研究プロジェクト(計画中のものも含む)

 平子の言語研究の最も大きな目標は,日本語諸方言の歴史の解明にあります。この場合の「日本語諸方言」には,文献資料に反映されたものも含まれますし,琉球列島の諸言語・諸方言も含まれます。この大きな目標を達成するために,今後,いくつかの研究プロジェクトを並行して行っていく計画で,ゼミに所属される学生さんや,研究者仲間とともに,これらの各プロジェクトを進めていきたいと思います。

 2020年11月現在,進行中・計画中の研究プロジェクトは以下のものです。なお,これらは,必ずしも科学研究費補助金などの資金を得たものではないことを付け加えておきます。また,学生の皆さんの研究については,これらの研究テーマに当てはまらないものであっても,しっかりと研究指導はしますので,ご安心ください。もちろん,一緒に研究を行っていく中で,気に入ったテーマがあれば,それを自分の研究テーマとすることは可能ですし,歓迎します。

​島根県出雲地域・隠岐島諸方言の研究

島根県出雲地域と隠岐島の諸方言についての文法記述および歴史言語学的研究を行っています。

古代東国方言及び

東国系諸方言の研究

奈良時代東国方言と,その特徴を部分的にでも継承しているとされる諸方言の調査研究を行います。対象として計画しているのは,以下の諸方言です。

a)秋山郷方言(信越国境)
b)長野県木曽町旧開田村方言
c)新潟県魚沼方言
d)伊豆利島(としま)方言
e)静岡県静岡市旧井川村方言
f)岐阜県揖斐川町旧久瀬村方言

g) 萬葉集所載の東歌・防人の歌

 

KAKENのページへ
 

​木曽川方言文法記述プロジェクト

愛知県西部(尾張地域)の木曽川方言の調査研究を進めています。今後,三河地域や岐阜・静岡の方言についても調査することを計画しています。詳細については,以下から。

>> 木曽川方言文法記述プロジェクトのページへ

古代沖縄語の研究

『おもろさうし 』を中心とした古代沖縄語を反映した文献資料を用いて,古代沖縄語の研究を行います。

日本語諸方言

アクセントの研究

琉球諸方言を含む日本語諸方言のアクセントの調査記述及び歴史言語学的研究を行います。

​​最新の研究業績などはresearchmapに掲載しています。

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